ドル円 今日の予想 12/3

為替予想 今日のドル円 12/3

NY外国為替市場でドル円は、トランプ米大統領がブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すと表明したこと、11月米ISM製造業景気指数が48.1と予想の49.2を下回ったことで108.93円まで下落しました。

昨日のドル円は、109.52円で始まると、東京時間、日経平均の上昇などを受け109.72円まで上昇。ロンドン時間は、一時109.70円まで上昇するも109.60円を挟む小動き。

NY時間、トランプ米大統領がブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すとツイートすると、NYダウ先物や欧州株が下落し、ドル売り先行。

更に、11月米ISM製造業景気指数が予想49.2に対し48.1と下振れると、ドル円は108.92円まで下落しました。

本日のドル円動向

本日のドル円は 米中通商協議の行方は不透明であり、国際貿易環境の悪化も警戒されていることから、目先的にリスク選好的なドル買いは抑制される可能性があります。

またトランプ米大統領は、本日からロンドンで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に臨み今年は、中国の次世代通信規格「5G」関連製品の排除をNATO加盟国に迫ることが予想されており、米中通商協議への悪影響に要警戒となります。

市場関係者によるドル円予想

本日、12:30の豪準備銀行(RBA)は、政策金利を0.75%で据え置くことが予想されている。ハト派的な声明だった場合は、豪ドル円の売りを通じてドル円の上値を抑える可能性、タカ派的な声明だった場合は、豪ドル円の買いを通じてドル円も連れ高となる可能性に要警戒か。

 

最近の相場はAIが主流になりつつあり、上げるときは緩やかだが、一旦下げると大きく下落するという流れが潮流になっている。このためドル円は下落トレンドの始まりとみることもでき、その場合のドル円の下落目途は108円ミドル、108円、そして107円台も視野に入ってくる。

 

ドル円は109.25円以下での推移中は一段安警戒とし、108.91円割れからは108.50円前後試しを想定。109.25円超えからはいったん強気サイクル入りとして109.50円手前を試す上昇を想定。ただし12月2日高値を超えない内は急落に対する反動高に止まってさらに一段安する可能性があると注意。

 

 

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