ドル円 今日の予想 2019 12/27

為替予想 今日のドル円 12/27

 

NY外国為替市場でのドル円は、中国商務省報道官が米中貿易協議の第1段階合意について「米国側と引き続き密接に連携しており、両国が現在も署名前に必要な手続きを進めている」と述べ、米中貿易摩擦緩和への期待から米国株が史上最高値を更新したことで109.68円まで上昇しました。

昨日のドル円は、クリスマス休暇のため、市場参加者が少ない中での取引となりましたが底堅さを継続。

NY市場では米国勢が戻ってきたことで動意が戻り休暇前の流れを継いで株式市場は堅調な地合いで開始。

またアマゾン株などが大幅高となり、更に米中貿易摩擦緩和への期待から米国株が史上最高値を更新。

因に、米株高はオンライン年末商戦の好調を材料視した面もあった模様でドル円はこの好調な流れを受け、米国時間正午にかけて、高値109.68円まで上伸。

しかし、109.70円近辺に控える強力な抵抗帯に続伸を阻まれると、好調な米7年債入札を受けた米長期金利低下からドル売りの流れも重石となり、引けにかけて反落しています。

本日のドル円予想

本日のドル円は、米中貿易摩擦緩和への期待感から堅調推移が予想されるものの、引き続き朝鮮半島情勢に要警戒となります。

また109.70円近辺に控える強力なレジスタンスに続伸を阻まれるなどテクニカル的に見て、「上値の重さ」が意識されるチャート形状となっております。

ドル円はこの109.70円レベルは中旬以降に幾度も突破を試したものの、ことごとく失敗に終わっているため上抜けできれば節目の110円回復も見えてくるだけに、本日の動きが注目されます。

市場関係者によるドル円予想

市場筋:今日から海外勢がクリスマス休暇明けとなり参加者が戻り本格的な相場が始まる。為替全体のポジションはかなり軽くなっていることから一方向に動きやすく、ドル円は昨日の米中貿易摩擦緩和への期待から米国株が史上最高値を更新の流れに乗っていく可能性が高いとみている。

 

市場筋:北朝鮮が一方的に設定した米朝非核化交渉の期限である年末が迫る中、北朝鮮は、「アメリカへのクリスマスプレゼント」として大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験再開の可能性を警告。このため年末期限に向けて予断を許さない状況が続くことになる。

 

市場筋:ドル円は109.50円を割り込んでも切り返す内は上昇再開余地ありとし、109.68円を超える場合は110円試しへ向かうとみる。109.50円以下での推移が続く場合は下向きとし、109.25円割れからは新たな弱気サイクル入りとみて年末年始への一段安を想定し109円前後試しを想定。

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