ドル円 今日の予想 11/12
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋：本日はECBフォーラムに於いて昨日に続きラガルドECB総裁、そしてパウエルFRB議長やベイリー英国中銀総裁などの講演に注目されるが、昨日はECB総裁が追加緩和の可能性を示唆したことでユーロが弱含みドル円は106.68円まで上昇。ただ上値は伸び切らず106円からの本邦実需の売りは厚そうだ。
・市場筋：本日22:30の米CPIは前回から伸びが鈍化する見通し。また新規失業保険申請件数は高止まりで雇用の大幅改善は進まず。そのためリスク回避的な円買いに振れ、ドル円は弱含むだろう。ただ、米長期金利は3月以来の高水準に戻すなか、ドルはリスクオフによる買いが根強く下げは小幅にとどまりそうだ
・市場筋：ワクチン開発進展により、今後経済活動が活発となれば、これまでの大規模緩和政策による投機マネーも縮小することになる。未だ、その動きは時期尚早ではあるが頭の片隅に入れておきたい。ドル円は下降トレンドが継続する中で105円後半では売りで入りたい。
・市場筋：ドル円は104.80円レベルに位置する移動平均の21日線が引き続きサポートになっているようだ。しかし、ドルの上値も重く、90日線（105.70円前後）が抵抗として寄与している感がある。つまり、ザックリ言って104.80-105.70円、およそ1円のレンジを上下どちらに放れるのかがまずは注目されそうだ。
・市場筋：ドル円は89 日平均線（105.65円）を NYクローズで上抜く場合は、105.86円や 106.14円を目指す展開が想定されるが、89 日平均線が NYクローズのレジスタンスとなる場合は 105.09円（＝23.6％ of 103.18⇒105.68）や「21 日平均線」（＝本日は 104.81円）を試す一段安に備えたい。
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