為替予想 今日のドル円 2020 11/5

ドル円　今日の予想　11/5

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：トランプ大統領が郵便投票への不正を指摘したうえで、再集計を要求するとともに、法廷闘争に入る構えをみせている。もはや2000年のような長期戦も避けられない見通しだ。金融市場においても引き続き波乱要因として今後もくすぶり続けることになりそうでドル円のリスク要因として注意を払いたい

・市場筋：本日は週間ベースの新規失業保険申請件数などいくつかの米経済指標が発表される予定となっている。昨日発表されたADP雇用統計とあわせ、週末の米雇用統計を見極めるうえで重要な指標だが、「米大統領選」と「FOMC」の強力2枚看板もあり、ドル円の影響は限られそうだ。

・市場筋：FRBは4-5日のFOMCでの討議を踏まえ、政策金利を据え置く公算。2023年までは実質ゼロ金利の方針を堅持するとみられ、ドルの買いづらい展開が見込まれる。また、米大統領選の開票作業が進みバイデン氏の勝利が確定すれば世界的な株高に振れ、ドル円はリスクオンの売りが優勢となりそうだ。

・市場筋：明日未明にはFOMC会合が開かれるが、これまでの緩和政策は継続されると予想されることからドル売りの流れは変わらず。ただし、選挙自体がリスクであり、郵便投票による法廷闘争が長引く可能性が高く、リスクオフの動きによるドル買いが下支えとなる。結果ドル円は狭いレンジ内での動きが継続。

・市場筋：テクニカル的にドル円の下値の目途は104.00円を割れると103.70円や103.27円とし、上値は転換線の104.64円や21日線の104.89円、昨日高値105.34円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開となろう。