為替予想 今日のドル円 2020 12/10

ドル円　今日の予想　12/10

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：24時の12月米消費者態度指数（ミシガン大調べ、速報値）の予想は76.5となっており11月から低下が見込まれている。新型コロナの感染拡大を受けた悪化が見込まれておりネガティブサプライズに要警戒となる。ただ米消費者マインドの急激な悪化を示す結果とならない限りドル円の反応は限られよう。

・市場筋：新型コロナウイルス対応の米経済対策を巡る与野党協議は、再び暗礁に乗り上げており、来週の期限である18日に向けた交渉が続くことになる。ただ追加経済対策の協議も難航し、今晩は株安継続により週末に向けリスクオフのドル買いが見込まれこともあり、ドル円は下げ渋る展開も。

・市場筋：短期的には来週のFOMC以降の長期債利回りの上昇に伴いドル円が105円台を試す展開を予想していましたが、米10年債の1％超えは簡単ではなさそうです。このためFOMCの結果やパウエル議長の発言、株式や債券市場の動きを勘案しながらドル円は、戻り売りのタイミングを探るつもりです。

・市場筋：ドル円は、英国と欧州連合（EU）の通商協議の期限が13日まで延期され、ユーロなど欧州通貨に対するドルの方向感も表れづらいとみられるものの、交渉決裂のリスクを回避しようとドルに買いが入りやすい展開も想定される。

・市場筋：テクニカル的にドル円の下値の目途は103.90円や
12月4日安値の103.74円とし、上値は本日高値の104.28円や昨日高値104.58円、12月2日高値104.75円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開となろう。