為替予想 今日のドル円 2020 5/29

ドル円 今日の予想 5/29

 

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

 

・市場筋:昨日の全国中国人民代表大会では、香港の「国家安全法」を制定する方針が採択された。このためドル円は、本日予定されているトランプ米大統領の記者会見への警戒感から上値が重い展開が予想される。

・市場筋:昨日のドル円は、心理的節目108.00を前に伸び悩むと、米中対立激化を嫌気したリスク回避ムードの再燃、米新規失業保険申請件数や米1-3月GDP改定値などの冴えない結果が重石となり、107.64円近辺まで押し戻される展開となった。

・市場筋:本日は21:30のPCEデフレータや22:45のシカゴ購買部協会景気指数、23時のミシガン大消費者信頼感指数、24時のパウエルFRB議長発言などの結果、24時の月末ロンドンフィキシングに絡む特殊な需給(※ドル売り圧力など)更にトランプ大統領の中国について緊急記者会見(時間未定)などが注目される

・市場筋:今日のトランプ大統領の緊急記者会見の発言次第では中国との対立が一気に高まるのではといった見方が市場では広がっている。しかし、これまでの中国の動きをみると米国に対して強硬姿勢をとる可能性が低く口先での攻防が止まれば再びリスクオンの動きが高まるとみる。。

・市場筋:一部報道によると、米国の経済団体は、米国政府が香港からの輸入品に適用している優遇関税措置を停止することを懸念。また一部の関係者は「米国政府は中国側の対応を見極めるために、制裁措置の即時導入などを見送る可能性がある」と指摘している。

・市場筋:ドル円は日足転換線を上抜く場合は直近高値の 108.08 円(05/19)や「89 日平均線」(=同 108.18 処)を目指す展開が想定されるが、転換線ががレジスタンスとなる場合は「21日平均線」(=同 107.21 処)や 107.04 処(=108.08-【108.08⇒105.99】×0.50)に向けた一段安に備えたい。

・市場筋:24時の ロンドンフィックスにかけたユーロの動向が注目される。ユーロドルにはなお上昇余地があり、さらに上値を追う展開となればドルに下押し圧力がかかりやすい。半面、米中対立激化懸念から有事のドル買いが見込まれドル円は安全通貨のドルへの根強い買いにより下げは小幅にとどまるとみる。

・市場筋:ドル円は これまでサポートだった107.30-35円を回復できるか否かにまずは注目。上抜ければ上値は本日高値の107.72円や節目の108.00円を意識し、株価と長期金利をにらむ展開か。一方、107.05円レベルが最初のサポート。割り込むと、106.74円が名実ともにターゲットとなる。

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