為替予想 今日のドル円 2020 8/10

ドル円 今日の予想 8/10

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今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋:この後のNY市場でのドル円動向は、まず米中関係の一段の悪化に懸念が強まればリスク回避のドル売り・円買いに振れやすい見通しとなる。一方で追加経済対策は、政権と民主党指導部の協議決裂で大統領権限により発動される。これを市場が好感すればドル買い材料となる可能性がある。

・市場筋:米中対立は、落ち着きどころがまったく見えない状態であるものの、今までのところ金融市場は、対立激化に対しての恐怖感はそれほど高くないようにみえる。「第1段階の貿易合意を破棄」などとなれば話は別だが、それ以外はリスクオフに大きく傾くことはまだないかもしれない。

・市場筋:先週末は米大手投資銀行などが「この40年で最もドルは売られ過ぎの水準」「ユーロドルの短期ショートを推奨」などのレポートを発表したことが意識され、ドル円の買戻しの動きが強まった。しかし今週はこのドル買い戻しの動きが一巡したことろで再びドル売りが強まる可能性が高いとみている。

・市場筋:米追加経済対策が難航する中で大統領令による実施などが現実的になれば一時的なドル買い戻しの動きを強めることになる。また今週末は米国債の償還が相次ぐことでドル円の売りが強まる可能があり週前半にはドル買い戻しが続くとみるが、一巡後の週末にかけてドル売りが再開すると予想する。

・市場筋:ドル円は、戻したとは言え、中期の移動平均線に実体線が届くこともなく、どちらかと言うと8月3日の長い上ヒゲがまだ目立つ状況が続いています。中期・長期の移動平均線も下向き推移を続けており、実体線がこのまま一本調子に上昇トレンド入りする可能性は低いのではないかと考えています。

・市場筋:ドル円はテクニカル的に下値の目途は8月7日安値105.48円を下抜く場合は、「転換線」(=105.34 処)を試す一段安を警戒。上値の目途は8月7日高値106.05円や8月4日高値106.20円を意識し、106.20円を上抜く場合は、106.59円を目指す展開が想定される。

 

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