為替予想 今日のドル円 2021 11/4

ドル円　今日の予想　11/4

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：中国の不動産開発の支払いに関する懸念からリスク回避的な円買いとなり、ドル円は一時114円を割り込み113円91銭まで下落。ただ米10年債利回りはいったん下げ止まり、ドル売りを弱めているようだが、なお下落基調のようだ。

・市場筋：今晩のドル円は、21:30の米新規失業保険申請件数が前週を下回れば、明日の雇用統計の改善を見込んだ金利高・ドル高の見通し。一方、OPECプラスの協議で増産が見送られれば原油相場は一段高となり、世界経済の先行き不透明感から円売りは後退し、ドル円は伸び悩む展開も見込まれる。

・市場筋：テーパリング開始を12月からではなく11月から開始することを決定したことなどを踏まえると、今回のFOMCは総じてタカ派的であったと捉えることが出来そうだが、本日のドル円は明日の米10月雇用統計を控えて様子見感が強くなりそうだ。ただ押し目買いスタンスは継続。

・市場筋：昨夜のFOMCでパウエル議長は「利上げに関して忍耐強くいることができる」などと発言し、来年に入ってすぐに利上げ、という展開は考えにくそうだが、高インフレの状況が続けば、早期利上げへの期待は継続。このため本日のドル円は基本的にレンジ取引継続か。

・市場筋：今晩のドル円は114.30-40円を超えると初来高値114.69円がターゲットに。対するドル安・円高方向は、米FOMC前後にも下げ止まった113.70-80円がかなり強いサポートか。ただ割り込んでも大崩れは予想しにくい。