為替予想 今日のドル円 2021 3/12

ドル円　今日の予想　3/12

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：本日は22時半のPPIが注目される。先月の米PPIはは市場予想を上回る結果となり、10年債の利回りは指標発表後に激しく乱高下している。特に今週はブラックアウト期間に入っていることもあり中銀関係者の発言などもないことで、ドル円の動きを不安定にさせることになりそうだ。

・市場筋：毎年3月のドル円相場は3月期末決算に向けた本邦機関投資家のレパトリエーション（国外滞留資金の本国環流）などで円高傾向に推移する傾向がある。尚、昨年の3月期末のドル円の仲値は108.83円付近であり、その近辺を念頭にした取引に要警戒となる。

・市場筋：FRB当局者はブラックアウト期間前に足元の金利高について容認姿勢を見せていたため米長期金利は下げづらい展開となり、ドル円は上昇基調を維持している。ただ株式市場では金利高が嫌気され、ハイテク株などを中心に週末に向けた売りが強まりドル円の一段の上昇は阻止される展開も想定される。

・市場筋：今週のドル円は108.25-109.25円といった、およそ1円レンジにとどまっている。そんなレンジ取引を脱却できるか否かに注目だが、クロスを含めて円売りポジションの偏りを考えると短期的に調整の動きから円が買い戻される可能性も否定できない。

・市場筋：本日のドル円の上方向は、前回高値109.23円や109円半ばなどがターゲットに。対するドル安・円高方向は、意識されている下値メドは108.34円だが、正直少し遠くなりつつあるため、108.80円近辺や108.50円台が意識され始めている。ただ思わぬ深押しにも一応要注意。

・明日は新月となりますが、金融占星術で新月は相場の転換点となることが多く、ドル円はそこから3営業日は同一方向に動く傾向があるようです。