ドル円 今日の予想 3/3
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋：ドル円の上昇については「米金利の上昇」といった米国ファクターも取り沙汰されるが、コロナのワクチン接種で遅れをとるなど、世界の潮流から取り残される懸念が嫌気されているとの指摘も聞かれる、いわゆる「日本売り」。事実とすれば円売りは一過性のものではなく、かなり長い間続く可能性も
・市場筋：本日は22:15のADP雇用統計は民間部門雇用者数が前月から増加が見込まれるほか、24時のISM非製造業は横ばい予想ながらISM製造業指数に続き堅調な内容。また、明朝2時、3時の連銀総裁から前向きな見解が示されれば、米長期金利の上昇要因となりドル円を押し上げる見通し。
・市場筋：昨夜のFRB当局者の発言から米10年債利回りは低下しドル円も下落したが、市場参加者の間からは「FRBが長期金利の上昇をこのまま放置する可能性は低い」との声が聞かれている。このため今月開催のFOMCの会合で長期金利の大幅な上昇を抑える具体的な措置について議論される可能性がありそうだ。
・市場筋：先週の米金利上昇の熱狂が醒めてきていることもあり、ドル買い意欲が後退しつつある。ただ日本は他国よりもワクチンの普及率が低く、再びどこの国よりも金融緩和政策から脱することができないと予想する声が多いことで、ドル円においては円売りのトレンドが中長期で変わることも難しいか。
・市場筋：ドル円は107円前後の攻防に注目。超えれば107.20円や107円半ばが意識されそうだ。対するドル安・円高方向は、昨日そして本日もドルが下げ止まっている106.65円レベルが最初のサポートに。ただ、下回っても106.50円や106.20円レベルに次のサポートが位置するなど下値は引き続き堅そう。
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