為替予想 今日のドル円 2021 4/9

ドル円　今日の予想　4/9

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：本日21:30発表の3月米生産者物価指数は前月より伸びが加速すると市場では見込まれているが長期金利にどの程度影響を与えるか注目。ドル円は週末のポジション調整次第とは言えるものの、110円へ向けてのラリ―があれば打診売りをするつもり。

・市場筋：FRBが2023年末までゼロ金利政策を継続する限り、米10年債利回りの2.0％に向けた上昇は望めない。更に、経験則的にはドル円が110円台を安定的に維持するには、日米10年債利回りの差が2.4％程度必要だが、現状では1.7％程度に留まっている。

・市場筋：今晩のドル円もFRBの長期的な緩和政策が意識され、金利安でドルに下押し圧力がかかりやすい。また、バイデン政権による大型インフラ投資に関する与野党の対立も嫌気され、ドル売りの支援材料となろう。ただ、週末に向け、安全通貨のドルへの売りは縮小する展開も想定される。

・市場筋：ドル円は109円半ばの攻防に敗れ、いよいよ本格的な調整局面入りをした可能性もあるが、本日東京市場では一本調子ともいえるドルの反発で、攻防の分岐点の109円半ばをアッサリ通過。ひょっとすると、下値トライは「ダマシ」となることも否定できないという一抹の不安も残る。

・市場筋：本日のドル円の上方向は、今週半ば以降時間足など短期ベースでは直近だけで数回レジストされている109.90-00円が短期的な抵抗に。対するドル安・円高方向は、109.10-20円で押し目買いとするが、割り込んでも109円をめぐる攻防が注目される。