為替予想 今日のドル円 2021 6/3

ドル円　今日の予想　6/3

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：ロシア財務省が「政府系ファンドでドル保有高をゼロにし、ユーロ、金、人民元にシフトすることを計画」と発言すると、ドル円は109.63円付近まで下落するも、英国の堅調なサービス業PMIを受けポンドドルが強含み、クロス円が小じっかりとなり、ドル円をサポートしている模様。

・市場筋：本日は23時の米ISM非製造業景況感指数は前月を上回ると予想されているが、ADP雇用統計は民間部門雇用者数が前回を下回る公算。ただ、雇用情勢の実情を把握するのは難しくドルへの積極的な売り買いは手控えられ、明日発表の米雇用統計を見極めようと、ドル円の値動きは小幅にとどまりそうだ。

・市場筋：本日は週末の米雇用統計の前哨戦となる米5月ADP雇用統計や、米5月ISM非製造業景況指数に注目が集まる。ドル円は本日のNYカットオプションが110.00円と109.00円に控えていることから、NY市場までは7日のNYカットオプション109.50円を軸にした取引が予想される。

・市場筋：今晩のADP雇用統計やISM非製造業景況指数が好調な結果となればドル円は、テーパリングの思惑から金利上昇によるドル買いが進むと同時に株価下落のリスクオフの円買いが強まることで、結局ドル円は109円台でのもみ合いが予想される。その場合は109円後半で売って前半で買い戻す。

・市場筋：ドル円は昨日高値109.88円、そして110円前後がひとつの壁になりそう。超えても、前回高値110.20円では取り敢えず上げ止まる展開か。対するドル安・円高方向は、本日東京でも割り込めなかった109円半ばが最初のサポートで、下回ると109.33円や移動平均の21日線などを目指しそうだ。