為替予想 今日のドル円 2021 8/2

ドル円　今日の予想　8/2

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：7月上旬で失業給付上乗せ措置が終了したことで企業に労働者が戻るとみられるため、今週末の米雇用統計は市場では雇用者数が大きく増加するとの見方も浮上。もし雇用者数が一気に増加するようならテーパリングの時期が早く実施されるとの見方から、ドル円はドル買いで反応するとの見方もある。

・市場筋：今晩23時発表の米ISM製造業景気指数は前回を小幅に上回ると予想され、今週末の米雇用統計の改善に期待感が広がり、根強い引き締めへの思惑が再燃しよう。といっても、ドル円は110円付近の売りで、今晩の上昇は限定的となろう。

・市場筋：先週のFOMCは声明文の内容自体は明らかにタカ派だったものの、パウエルFRB議長が「市場が過度にテーパリングを織り込むことを抑制する目的」でバランスを取っているだけだと判断きるため、余程強いドル売り・円買い材料が出てこない限り、ここからのドル円の続落余地は乏しいと判断できる。

・市場筋：ドル円はすでに3週間程度109.06-110.69円というレンジ取引で89日線に絡む動きとなっているうえ、21日線が明確な下降を示し始めており、週内に109円台突入がほぼ確実視されている。本日のドル円も、そんな21日線に上値を阻まれれば、ドルは下押し機運が高まることになりかねない。

・市場筋：本日のドル円は雲下限の109.28円が視界内に入っているが、ここを割り込めば前回安値109.06円が視界内に。上値の目途は30日高値109.83円を意識されるが110円前後が強い抵抗で、その少し上には移動平均の21日線が位置しているためドルの上値を強く抑制しそうだ。