為替予想 今日のドル円 2021 9/9

ドル円　今日の予想　9/9

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：本日は20:45にECB定例理事会が開催されPEPPの減額がなされるかだが、今晩24時過ぎからは米各地区連銀総裁の講演が目白押しでテーパリング関連の発言に米長期金利は上下に振れると想定し依然としてレンジを抜け難いとの想定でドル円が極端に上下に振れたときに打診売りまたは買いを予定している

・市場筋：今晩の米新規失業保険申請件数が失業保険の上乗せ給付失効を背景に改善を示す場合や米当局者よりタカ派的な発言が見られる場合には、ドル円に強い上昇圧力が加わると予想されるが、米当局者よりハト派的なスタンスが示される場合には109.70円台を試す展開も想定される。

・市場筋：今晩のECBは現行の緩和的な政策を維持する公算だが、パンデミック緊急購入プログラム（PEPP）の縮小を議論する可能性が指摘され、その際には今後の引き締め観測からユーロ買いが優勢となりドルを下押ししよう。ただ米当局者からタカ派的な見解が聞かれればドル円は下値の堅さが意識されそうだ

・市場筋：昨日のベージュブックは弱気な内容となったが、このベージュブックはFOMCの会合で重要な参考資料となるため市場参加者は「量的緩和策の縮小については今月ではなく、11月のFOMC会合で結論を出す」と予想している。このためドル円の下押し圧力には警戒したい。

・市場筋：今晩のドル円は110.20‐30円や昨日高値110.45円をめぐる攻防にまずは注目だ。対するドル安・円高方向は、テクニカルサポートの109.67円や109.59円レベルが取り敢えずは下値メド。ただ、その下にも109.41円をはじめサポートは多い。