為替予想 今日のドル円 11/28
NY外国為替市場でドル円は、7−9月期米国内総生産（GDP）改定値が前期比年率2.1％増と予想の1.9％増を上回ったことをきっかけに円売り・ドル買いが先行。
10月米耐久財受注額や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことも相場の支援材料となり一時109.61円と5月31日以来約半年ぶりの高値を付けました。
本日のドル円動向
本日のドル円は米国が感謝祭で休場なことで値動きは限られるものの今朝方トランプ大統領が香港人権法案に著名したことで、中国側の対応次第では米中通商協議を巡る悲観論が蒸し返され、ドル円は一時的に下げ幅を拡大する可能性に要警戒です。
市場関係者によるドル円予想
市場筋：トランプ米大統領が「香港人権・民主主義法案」に署名し同法案が成立したことが伝わり、ドル円は109円台前半まで下落。中国側の対応次第では米中通商協議を巡る悲観論が蒸し返され、ドル円は一時的に下げ幅を拡大する可能性も。200日移動平均線108円94銭で下げ渋れるかが本日のポイント。
コラムニスト：ドル円テクニカル的には、11/7の高値109.48円を上抜け、112.39円-104.44円に対する61.8％の109.35円を再度上抜けてきたので、110円台を目指す展開と予測する。ただ、トランプ大統領が香港人権法案に著名したことや米国が感謝祭で休場となることでさらに流動性が低下するので注意が必要。
市場筋：ドル円は109.20円以上での推移中は上昇余地ありとし、109.60円超えからは110円試しへ向かうとみる。一方、109.20円割れからは弱気転換注意として109円試しを想定。109円前後では買い戻しも入りやすいとみるが、米中関連で大幅続落となる場合は108.75円前後まで下値目処を引き下げる。
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