ドル円 今日の予想 2019 12/19

為替予想 今日のドル円 12/19

 

NY外国為替市場でのドル円は、米10年債利回りが一時1.93%台まで上昇したことなどが円売り・ドル買いを促し、109.63円と前日の高値に面合わせしますた。

昨日のドル円は、ブレグジットを巡り再び合意無き離脱懸念の高まりからポンドが急落したことでリスク回避の円買いの動きがドル円の上値を抑えたものの、NY市場では米長期金利が上昇。NY株式市場もダウは小幅下落したもののナスダックやS&Pは落ち着いた動きとなるなどリスクオンの動きは継続。

ドル円は、米国勢参入後に109.63まで持ち直す動きとなりました。

もっとも、ここ数日何度も止められている109.70近辺の抵抗帯(レジスタンス)をバックに戻り売り意欲も根強く、伸び悩むと小反落して引けています。

本日のドル円予想

本日のドル円は、引き続き109円台半ばを中心で小動きが続くと見られます。

また109.50円の大口の20日NYカットオプションがあることも値動きを狭める要因となります。

ただ本日はトランプ米大統領に対する弾劾訴追案の採決が行われ、可決される見通しであるため、何か今まで明らかになっていなかった新たな情報が公開された場合に大きく動く可能性は否定できないものの上院で可決される可能性は極めて低いことから市場への影響は一時的とみてよいと思われます。

寧ろ、採決が終了した時点でドル買いの動きが強まる可能性も期待されます。ドル円は、上方向は、12/2高値109.73円、5/30高値109.94円、心理的節目110.00円が強力なレジスタンスとして続伸を阻み、下方向は、一目均衡表転換線109.07円や、ボリンジャーミッドバンド109.04円、一目均衡表基準線108.99円が密集する109円前後がサポートとして機能しそうです。

市場関係者によるドル円予想

市場筋:毎年この時期はポジション調整の動きが強まるが、シカゴIMMデータでは売りポジションが昨年の同時期の半分と少ない。ドル円の200日移動平均線乖離率も昨年の半分。このため今年のポジション調整の動きは(出るとすればドル売り・円買いだが)限定的と考えられる。

 

市場筋:市場予想では、22:30の12月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数や24時の11月の米中古住宅販売件数が公表されるが、市場予想はともに前月分を下回る。相場の決め手を欠くなか、米中「第1段階合意」を巡る追加報道が無ければ、本日も109円台での「上値が重く、下値は堅い」展開を想定する。

 

市場筋:ドル円は109.50円以上での推移中は上向きとし、109.70円超えからは持ち合い上放れとして110円試しを想定。109.50円割れからは下向きとし、109.38円割れからは持ち合い下放れ開始とみて109.20円試しを想定。但し109.20円前後では買い戻しも入りやすいとみる。

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