ドル円 今日の予想 2020 1/9

為替予想 今日のドル円 1/9

 

NY外国為替市場でのドル円は、中東情勢への過度な警戒が後退し買い戻しが優勢となったことから一時109.24円まで上値を伸ばしました。

昨日のドル円は、東京時間早朝にイランがイラクの米軍駐留基地を弾道ミサイルで攻撃したことで、一時107.64円(約3ヶ月ぶり安値)まで下げ幅を広げるも、107円台半ばをバックに押し目買いが強まると、その後はショートカバー主導で急反発。

NY市場では、米12月ADP雇用統計が予想を大幅に上回ったことやトランプ大統領が演説の中で「軍事行使を望まない」と平和的解決の可能性を滲ませたことなどから、ドル円は7営業日ぶり高値となる109.22円まで上値を伸ばしました。

本日のドル円予想

本日のドル円は、米、イランともに戦争を望まず、両国がさらなる攻撃を控えることで、昨日リスク・オフになった巻き戻しで底堅い動きが予想されます。

ただ本日早朝に、ラクの旧米軍管理区域にロケット弾が打ち込まれるなど、依然として中東情勢は燻っているため一定の警戒は必要です。

一方、雇用統計の前哨戦である昨日のADPが予想を大幅に上回ったため、明日の雇用統計が20万人近い雇用増となった場合、リスク選好的なドル買い・円売りが強まり、ドル円は109円台後半まで買われる可能性があるとの見方が出ています。

市場関係者によるドル円予想

市場筋:ドル円は年初来の下げ幅の「全値戻し」を達成できたことで、短期筋のショートポジションは大幅に解消された可能性が高く、余程強いドル買い材料が出てこない限り、ここからの上値余地は乏しいと考えられます。中東を巡るヘッドラインや、米経済指標の結果を睨みながらも、一巡後の反落を想定。

 

市場筋:マスコミ全体にトランプ大統領非難の動きが広がったが、実際には中東だけではなく経済に関してもビジネスマンとしての裁量を見せつけた格好となった。ドル円はテクニカル的には本日の通貨オプション109.25円が大きく重し。下値は昨年12月2日 高値108.73円と12月12日高値108.71円がサポート。

 

市場筋:ドル円は109円を割り込んでも切り返す内は109.25円超えから109.50円前後を目指すとみる。109.50円以上は反落注意とみる。一方、108.80円割れの場合は108.60円試しとするが、その範囲から切り返して109円を超えるところからは上昇再開とみる。

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