為替予想 今日のドル円 12/25
NY外国為替市場でのドル円は、クリスマスイブで閑散取引の中、12月米リッチモンド連銀製造業景気指数が▲5と予想の+1を下回り、堅調な米5年債入札を受けて米10年債利回りが1.89%台まで低下したことで109.33円まで軟調に推移しました。
昨日のドル円は、海外がクリスマス休暇に突入したこともあり特に目立った材料のない中ドル円は小安くスタート。
NY市場でもクリスマスモードが広がる中で発表された12月リッチモンド製造業景況指数が-5と予想の1を下回るとドルは全般に上値の重い展開。
また堅調な米5年債入札を受けて米長期金利が低下したことを背景に、米国時間正午にかけて先週末金曜日以来となる安値109.32円まで下げ幅を広げました。
本日のドル円予想
本日のドル円は、クリスマスで主要な海外市場が休場となることで動意に乏しい展開が予想されます。
しかし北朝鮮は、「アメリカへのクリスマスプレゼント」として大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験再開の可能性を警告し、カジアニス韓国担当局長は、北朝鮮によるICBMの発射時間は日本時間の25日午前8時〜12時の間の可能性が高い、と述べており要警戒です。
市場関係者によるドル円予想
市場筋:ドル円は109.70近辺に控えるレジスタンスと、109.00ー20近辺に控えるサポート(ボリンジャーミッドバンド109.13、一目均衡表転換線109.09、一目均衡表基準線109.01)に挟まれたレンジ相場を形成中。オシレータ系インジケータも中立レベル(52.3%)で推移するなどレンジ相場の継続が示唆される
市場筋:NY株式市場も史上最高値を更新し続けておりドル円は寧ろ上値を試す展開があってもおかしくはない。しかし、流動性が低下している相場の中では何が起きるか分からない。このような時は休むも相場という諺通りにポジションは最小にして次の展開待ちとしたい。
市場筋:ドル円は109.30円を上回る内は109.53円超えからは19日高値109.67円試しを想定。109.30円割れからは109.15円試しとし、底割れからは109円前後試しとする。109円前後は押し目買いも入りやすいとみるが、109円割れから続落に入る場合は26日へ向けて108.75円前後まで下値目処を引き下げる。
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