ドル円 今日の予想 2020 1/10

為替予想 今日のドル円 1/10

 

NY外国為替市場でのドル円は、米国とイランの軍事衝突回避を手掛かりに、独株式相場は約2年ぶりの高値を付け、投資家のリスク回避姿勢が後退し一時109.58円と日通し高値を付けました。

昨日のドル円は、トランプ大統領の前日の演説を受けて中東情勢に安堵感が生まれ堅調な地合いで推移。

NY市場でもナスダックが史上最高値を更新。米長期債も上昇するなど好地合い支えられ、更に米・新規失業保険申請件数の好結果を受けドル円は、米国時間午後にかけて、12/27以来、約2週間ぶり高値109.58円まで上昇しました。

本日のドル円予想

本日のドル円は、米株式市場が連日史上最高値を更新していることで、ドル円は底堅い動きになりそうですが、首都テヘランの空港近くで1月8日に墜落したウクライナ国際航空のボーイングは、イランが撃墜したという可能性が増しているため、欧米とイランをめぐる関係悪化には要警戒です。

また今晩の米雇用統計は先日のADPの好結果を受け期待されるものの、ADPと雇用統計には関連性がないことがデータ的には証明されているため市場は指標の結果を見るまで動きにくく、それまではドル円は値幅を狭める展開も予想されます。

市場関係者によるドル円予想

コラムニスト:ドル円は米国対イランの問題で、最悪の事態を回避で109.58円。テクニカル的には、トランプ相場の高値118.66円から昨年の安値104.44円に対して戻り38.2%(109.87円)を超えるかがポイント。この前後には200週移動平均線もあり、大きな抵抗線とみる。

 

市場筋:ドル円は僅か2日で1円94銭もの急騰劇を演じた。200日移動平均線や、一目均衡表転換線、一目均衡表基準線、一目均衡表雲上限、ボリンジャーミッドバンドを全て突破するなど「地合いの強さ」を意識させるチャート形状。ただ109.70円の壁は余程強いドル買い材料がない限り突破は難しいと思われる。

 

市場筋:今晩の雇用統計が予想を上回った場合ドル円は110円の大台を試す展開が予想される。ただ、突発的に中東リスクが高まる懸念もあるだけに一旦110円を付けたとしても売りが強まり押し戻されるとみている。109円前半では押し目買いを入れて110円付近で利食い売りを一先ず出しておく。

お勧め
午前中の「7分間が勝負!」

あなたは、この「午前中の7分間」どの時間帯か知っていますか?

 

FXは午前中の7分間でほぼ、勝負が決まってしまうのです。

 

詳細を読む⇒

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。