為替予想 今日のドル円 2020 10/2

ドル円　今日の予想　10/2

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：トランプ氏のコロナウイルス感染で安全保障上の不安からドル売りがさらに強まり、リスク回避の円買いがドルを一段と押し下げる可能性があろう。ただ雇用統計は足元の経済指標が好調なことから労働市場の回復が期待され想定以上の内容なら早期回復期待がドル売りを弱める展開も想定される。

・市場筋：今晩発表の9月非農業部門雇用者数は、前回137.1万人に対し予想85.0万人と控えめな予想なものの、ADP雇用統計は予想を上回ったため予想値近辺は維持するか。尚、前回9月4日の米雇用統計は、結果137.1万人と予想値140.0万人を若干下回り、30銭ほど上昇したのち往って来いとなった。

・市場筋：追加経済対策協議の行方に市場の注目が集まる中で、米雇用統計が予想と異なる結果となったとしても最終的にドル円は往って来いになる可能性が高い。ただ追加経済対策が本日中に纏まらないようなら大統領選挙後になると予想され、ドル円はリスクオフによる円高が進む可能性があり注意が必要だ。

・市場筋：本日発表される米雇用統計は失業率が前月の8.4％から8.2％に低下すると予想されるが、今後追加経済対策が遅れることで悪化に転じる可能性もあり、市場への影響は限定的とみる。ドル円は105円後半での高値圏でのもみ合い時間が長引いたことで、そろそろ105円を割り込む可能性が高まる。

・市場筋：テクニカル的にドル円の下値は節目の105.00円や104.65円、104.00円とし、上値の目途は105.35円や105.50円、9月31日の高値105.80円や一目均衡表の雲の下限105.92円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開となろう。