為替予想 今日のドル円 2020 11/17

ドル円　今日の予想　11/17

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：本日は22:30の10月の米小売売上高、23:15の鉱工業生産が公表され、いずれも9月からの増加が見込まれている。ただ米国では11月に入り消費者マインド、製造業景況感が悪化していることが示されており、結果が好感される場合でもドル円の反応は一時的にとどまろう。

・市場筋：現時点ではトランプ米大統領が敗戦を認める兆候はないが、昨日は政権内でオブライエン大統領補佐官がバイデン氏の勝利を認めている。外堀が徐々に埋まりつつありトランプ氏も渋々敗北を認めれば、米政権移行が進むことでドル円の買い材料となる。

・市場筋：世界中のワクチン開発が進む中、少なくとも来年の上半期には、大量のワクチン供給が可能になることが現実味を帯びてきた。一方、モルガン・スタンレーは10年債利回りが来年末に1.45％まで上昇すると見ている。ドル円の下落予想が目立つが、見通しの改善でドルは堅調な推移を予想する。

・市場筋：米国株が買われてはいるものの、いまはドルが売られドル円は下落基調。最近はドルが安全資産になったり、リスク資産になったりと忙しいが、主要中銀の緩和的ンスタンスが変わることはないだろう。そうなると、結果的にドルが下げやすい通貨になると考えるのが妥当であろう。

・市場筋：本日のドル円は21日線が位置する104.70円前後が最初の抵抗か。超えれば、昨日高値105.13円がターゲットに。対するドル安・円高方向は、104.10-15円が次の下値メドとなるが、割り込むと103.86円がターゲットに。ただ下方向のサポートは多く依然として底堅いイメージだ。