ドル円 今日の予想 9/1
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:今月開催のFOMCでのフォワードガイダンスの強化と量的緩和策の拡大が観測され、目先もドル円の下落基調が続きやすい状況。一方、今晩23時の米国のISM製造業景況指数は強い内容が予想され、早期回復期待が広がれば金融政策にらみのドル売りを抑制するとみる。
・市場筋:新規失業保険申請件数が2週続けて100万件の大台乗せとなっている為、今週末に発表される米雇用統計への警戒感が根強いことや、米国の低金利政策の長期化観測と米中対立懸念、新型コロナウイルスの感染再拡大懸念など、本日のドル円は上値が重い展開が予想される。
・市場筋:本日23時に発表される8月のISM製造業景況感指数はほぼ前月並みと市場では予想されており、相場への影響は限定的か。ドル安の流れが根強く、ドル円は仮に昨日の高値106円09銭を上抜けたとしても、日足一目均衡表の雲下限106円47銭では上値が抑えられよう。
・市場筋:今週の米経済指標は気になるが、指標の結果が株価と米債利回りの綱引きを生み、ドル円のリスクオン・オフの状態を見え難くしている。このため今週のドル円も105円半ばから下は買い下がり、106円台半ばから上は売り上がり(106円前後ではその利食い売買)戦術がワークするとみている。
・市場筋:本日もドルの上昇が阻まれた106.05-10円が最初の抵抗。近くには移動平均の21日線も位置している。上抜ければ106.30円前後、106.50-55円などがターゲットに。一方、下値は105.50‐60円レベルの攻防にまずは注視。しっかり割り込むと、先週末安値105.20円や8月安値105.10円などが意識されそうだ。
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