ドル円 今日の予想 9/10
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:本日はECB理事会が開催され、同時刻に始まるラガルドECB総裁の記者会見に注目が集まる。金融緩和期待はやや後退したものの、ECBはユーロ高への警戒を強めており、対ユーロでドル高が進行する場合、ドル円にもドル買いが入り50日移動平均線106円33銭を明確に上回ることが出来るのかが焦点となる
・市場筋:ユーロドルは1.2ドルを付けた後にレーンECB専務理事がユーロ高けん制を匂わす発言をしたことでユーロの上昇トレンドに変化が生じ始めた。今日はECBが開かれ、その中で為替への言及があるようなら再びユーロ売りが強まりかねず、クロス円やドル円の下押し圧力となることも。
・市場筋:この後の海外市場は、ECBの政策決定が焦点。そのECB理事会では、パンデミック緊急資産購入プログラム(PEPP)が拡大されれば、ユーロ売り優勢でドルを小幅に押し上げる。ただ、来週のFOMCでの追加緩和に思惑が広がり、米金融緩和観測でドル円の上値は限定的となろう。
・市場筋:昨日のドル円は先週後半から数日間推移していた106.00-55円という狭いレンジの下限を一時割り込んだものの、結局そのレンジ内へと回帰。当初からのレンジをやや拡大させただけに過ぎないのかもしれない。いずれにしても、105.79-106.55円が新たなレンジとなるのか否かがまずは注目されている。
・市場筋:テクニカル的にドル円の下値の目途は昨日安値の105.80円とし、下抜けると105.60円を目指す展開が想定される。上値の目途は本日高値106.27円や9月8日高値106.38円を意識し、上抜けた場合は106.50円や106.65円を試す展開が想定される。
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