ドル円 今日の予想 12/10
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:来週のFOMCではオミクロン株による影響が限定的となれば予想通りテーパリングを拡大し早期利上げ期待からドル円の上昇要因となるが、22:30の米CPI次第で株式市場に不安定な動きが続くとなればそれ自体リスクオフとなり円買いを促すものとなる点には注意したい。
・市場筋:本日22:30の米CPIは1990年11月以来の高水準を記録した10月の前年比+6.2%からの上昇が見込まれているため、NY市場では米テーパリング加速→米利上げ前倒し→米長期金利上昇→米ドル高の波及経路に注意が必要となりそうで、ドル円のドル高リスクには要警戒となる。
・市場筋:今晩発表のCPIは前年比+6.8%と、10月の+6.2%から伸びが予想される。想定通りの強い内容となれば来週のFOMCでの早期利上げ観測は高まるが、景気先行きへの懸念が強まり、ドル円の上昇を阻むとみている。またドル円は114円目指すものの、週末を控えた利益確定売りが一段の上昇を抑制しよう。
・市場筋:昨日のバイデン大統領の発言は市場関係者やパウエルFRB議長に対して、11月のインフレ率に過剰反応せずに、12月以降のインフレ率を注視すべきとの意思表示とも受け取れ、今晩の米CPIが予想通りか以上でも、ドル円の反応は限られるかもしれない。
・市場筋:ドル円は引き続き113.90‐00円の114円前後が強い抵抗として意識されている。超えればフィボナッチポイントにあたる114.38円レベルがターゲットに。対するドル安・円高方向は、引き続き113.30円前後をめぐる攻防に注目。割り込めば底堅いイメージながら、113円割れにも一応注意しておきたい。
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