ドル円 今日の予想 4/14
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋：欧米市場のドル円は、18時に発表されたユーロ圏の小売売上高が低調な内容となりユーロドルの弱含みで小幅に押し上げられた。ただクロス円の下落に上値を抑えられているほか、109.00円に本日14日から16日にかけてNYカットオプションが控えており、ドル円の上値を抑える要因となる。
・市場筋：昨日は米CPIが予想を上回ったものの、まだFRBが慎重姿勢を変えるには至らないとの見方が優勢となり、ドル円は下落したが、先週のPPI上昇、そして昨日のCPI上昇といったインフレ加速に対して、本日のパウエルFRB議長等がどのような見解を示すのかに注目が集まる。
・市場筋：米国のハーカー総裁は「ワクチン接種が進展し集団免疫が得られるまで、完全な景気回復は実現しない」と指摘し国民の75％がワクチンを接種したら、緩和縮小の協議を開始する可能性について言及している。このため本日のドル円は、リスク選好的なドル買いがただちに強まる可能性は低いとみられる
・市場筋：ドル円は過去1週間ほど推移してきた109円台を本日下放れし一時108.75円レベルまで下落。値動きを素直に見れば、短期的なリスクは下方向にバイアスがかかりそうだが、ここ数年の相場は「ダマシ」が非常に多いことが気掛かりながら、次のサポートである108.30-40円に向けてのドル続落にも要注意
・市場筋：本日のドル円の上方向は、109円レベルが最初の抵抗。ただ、超えていけば109.25円を経て移動平均の21日線などか位置する109円半ばがターゲットに。対するドル安・円高方向は、東京安値の108.75円レベルをめぐる攻防にまずは注目。下回れば108.30-40円、割り込めば108円前後が意識されそうだ。
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