ドル円 今日の予想 6/23
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:ドル円は、強い買いシグナルを示唆する三役好転や、移動平均線のパーフェクトオーダー、ダウ理論における上昇トレンド継続を踏まえると、地合いは強いと判断できる。ただパウエルFRB議長のハト派的な議会証言を受けて、伸び悩む展開も予想される。
・市場筋:昨夜のパウエル議長のハト派発言から「ユーロや新興国通貨に対するドル買いは縮小する可能性がある」との声が聞かれており、目先的にリスク選好的な円売りがやや活発となる可能性がある。このためドル円はリスク回避的なドル売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
・市場筋:本日22:45の米PMIは製造業、サービス業ともに前月より小幅低下ながら、高水準を維持することが見込まれている。もし良好な結果であればFRB高官の間で意見が割れるなか米早期金融引き締め観測にはつながりづらく、ここ数日、株価との連動性を強めているドル円にとっては追い風となると思われる
・市場筋:先週のFOMC会合後に株価が下落しドル高が進むなどハードランディングに対する警戒感がFRBにはありそうで、今のところパウエルFRB議長の市場コントロールは成功しているといえる。しかし、緩和政策転換が遅かれ早かれ始まることは確実であり、ドル円は再びドル高円高の動きが始まるか注目。
・市場筋:ドル円は111円台を回復したが、明確な上値メドは指摘しにくいが111円半ばから後半には抵抗がある。対するドル安・円高方向は、110.65‐75円や110円半ばに弱いサポートがあるものの、仮に割り込んでも大崩れは予想しにくい。110円割れは若干遠くなった印象か。
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