為替予想 今日のドル円 2021 6/30

ドル円　今日の予想　6/30

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：今晩のドル円は、新型コロナウイルス・デルタ株まん延を警戒した円買いが入りやすい展開となろう。また今晩21:15のの米ADP雇用統計は前月大幅増の反動で、減少が見込まれる。ただ、今週末の雇用統計は全般的に改善が見込まれることから過度なドル売りは縮小しそうだ。

・市場筋：ドル円は上値の重さが徐々に意識され始めているが、東京勢は111円付近で逆張りが目立っただけに110円手前では買い戻しを入れてきそうだ。また海外勢もドルロングが積みあがっているものの長めのポジションとみられ110円を割っても損切りは出しそうにない。このため110円付近では買いを入れたい

・市場筋：今晩は月末・四半期末需給などに絡む取引がロンドンフィクス（日本時間24時）にかけて注目されるが、仮にドル円の急激な下押しが110円手前まであれば打診買いする程度で、節目の110円割れれればSTOP ロス売りとする。

・市場筋：本日は21:15に雇用統計の前哨戦となる6月米ADP雇用統計が発表されるが、5月実績の前月比+97.8万人を大幅に下回ると予想されている。ただ景気悪化によるものではないことから、市場予想と一致してもドル円においてはドル売り材料にはならない可能性があるとの声が聞かれている。

・市場筋：テクニカル的にドル円の下値の目途は一目均衡表の転換線110.42円を割り込むと110.25円や節目110.00円とし、上値は110.75円や一昨日高値110.97円、節目の111円を意識し、株価・米長期金利を睨む展開となろう。