為替予想 今日のドル円 2021 7/21

ドル円　今日の予想　7/21

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：仮に米主要株価指数や米長期金利が週明け20日に記録した下げ幅を埋める展開（全値戻し）となれば、ドル円もショートカバー主導で心理的節目110.00を回復し、一気にドル高・円安が進む可能性も想定されるが、オーダーを見ると、110円台には断続的な売りが目立つことからも戻り意欲が強い。

・市場筋：新型コロナウイルス変異株の感染拡大に伴う世界景気減速懸念が幾分和らいだものの、先行きの不透明感は依然払しょくされていない。このためドル円は、昨日の動きは自律反発の域を出ておらず、110円に乗せたとしても基準線の110.34円に上値を阻まれるとみる。

・市場筋：ドル円はレンジの下限割れを一時達成したものの、そののち結果的に再びレンジへと回帰し足もとは再びレンジ取引の様相を強める可能性もある。一方、昨日は大幅反発に転じたNYダウだが、本日以降再び値を崩し、為替市場にとっても波乱要因となりかねないなどと警戒する向きも見られている。

・市場筋：今晩のドル円は、ECBは明日の理事会でハト派姿勢を堅持するとみられ、ユーロ売り先行の見通しで、ドル選好地合いが見込まれる。ただ、ドル円は110円台で利益確定売りが強まるとみられ、上値の重さが意識されそうだ。

・市場筋：今晩のドル円は、上値は110.34円や21日線も位置する110円半ばがターゲットに。対するドル安・円高方向は、109.75円や足もと再び上回ってきた90日線が位置する109円半ばの攻防にまず注目。下回れば、週明け安値109.06円が意識されそうだ。