為替予想 今日のドル円 2021 6/7

ドル円 今日の予想 6/7

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今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋:ドル円は109.30円台に下落したものの、米10年債利回りは小幅に戻し、ユーロドルの失速でドル円は底堅い値動き。また欧州株は複数の指数がプラスに転じ、米株先物は下げ幅を縮小し、目先の欧米株価指数の反転期待で、株安を嫌気した円買いは後退している模様。

・市場筋:先週末の米非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことで、テーパリング観測が一時後退するも、平均時給の大幅な伸びを見る限り、再びテーパリング観測が高まる可能性あることから、ドル円の下値余地は限定的と考えられる。

・市場筋:ドル円は米長期金利の低下を意識したドル売り・円買いは一巡しており、109円台でもみ合う状態が続く可能性がある。ただ110円台では国内顧客筋などのドル売りが増えるとの見方が出ており、ドル円が110円を再び上回り、一段高となる展開は想定しにくい。

・市場筋:来週のFOMCに向けて、6月5日から6月17日までブラックアウト期間となるため、当分の間はFRB高官によるテーパリングに関する見解は聞かれないことになる。ただFOMC会合ではテーパリングの議論を始める準備を示唆するかどうかで、今週のドル円も短期筋中心に荒っぽい相場展開が継続するとみる。

・市場筋:テクニカル的にドル円の下値の目途は21日線の109.25円を割り込むと109.11円や109.00円とし、上値は109.85円や110.10円、6月4日高値110.33円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開となろう。

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