ドル円 今日の予想 12/5

為替予想 今日のドル円 12/5

NY外国為替市場でドル円は、トランプ米大統領が中国との通商協議について「協議は極めて順調に進捗している。どうなるか様子を見たい」と述べたことから、米国株式は反発し、108.96円まで上昇しました。

昨日のドル円は、米中協議に対する懸念の高まりから108.43円まで下落。その後「米中協議の第一段階において制裁関税の一部撤回で合意に近づいている」との報道を受けドル円は上昇に転じ米国時間引けにかけて、高値108.96円まで上値を伸ばしました。

本日のドル円動向

本日のドル円は 米中通商協議進展の可能性は残されていることから、リスク回避的なドル売り・円買いは抑制される可能性があります。

また昨日のADP雇用統計が予想より大幅下振れだったため、明日に米雇用統計にしあんが及び、ドル円の上値は限定的と思われます。

市場関係者によるドル円予想

アナリスト:まさに「日替わりメニュー」の様相であり、明日には「米雇用統計」も控えています。結果次第ではあるものの、ドル円は本日は200日線で“膠着と見るのが妥当なところか…?12/2~12/4の50%戻し(109.078円)”を明確に突破すれば、“さらなる上値追い”が十分に期待できる局面ではあるが…。

 

昨日のドル円は米中合意期待から引けにかけて108.96円まで急伸。長い下髭陽線を作ったことから、テクニカル的に見て「地合いの強さ」が確認される。ただ俄かショート勢のロスカットを巻き込んだ一時的な上昇の可能性もあり目先は市場参加者が注目する200日線(108.89)を巡る攻防に注目が集まる。

 

市場筋:ドル円は108.65円以上での推移中は上昇余地ありとして109円突破試しを想定。但し109円前後では戻り売りも出やすいとみるが、材料的な押し上げを伴う場合は109.25円前後まで上値目処を引き上げる。108.65円割れからは108.41円試しを想定。底割れの場合は108円前後への下落を想定する。

 

 

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