ドル円 今日の予想 1/16
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:米株市場は買われすぎ領域だが、過去にない低金利と金余りが米株市場を支えている。決算の内容次第で軽い調整場面は何時起こっても不思議ではない。来週辺りから出てくる主要ハイテク企業決算に注目しつつ、もし株価調整でドル円が下がることがあれば、拾ってみたい。
・市場筋:欧州勢が本格的に参入し、時間外のダウ先物が一時100ドル超上昇するなど株高を手掛かりに全般円安に傾いてドル円は110.06円と110円を突破。ただ、本日NYカットのオプション(OP)が観測される110円を超えた水準から何度も押し返されており、同OPに関連した売り圧力をまだこなしきれない。
・ディーラー:ドル円は昨夜109円80銭を一瞬割れたんですが、その後売りが続かず少しリバウンドして終わって帰って来ているのには正直驚いています。逆指値は110円に乗っかってその滞空時間を見てから決めます。さらに110円10銭を抜けたら買いにドテンも視野に入れてます。
・市場筋:今晩は12月小売売上高や1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数などが材料視され全般的に底堅い内容が予想されドル買いに振れる可能性はあろう。ただ、ドルは110円台を回復しても、米10年債利回りの上昇ペースが緩慢なため押し上げ効果は弱いとみる。
・市場筋:経験則上、ドル円尾110円台定着には、日米10年債利回り差2.4%程度が必要であり、目先的にドル円相場を大きく動かしそうな材料は見当たらないため、今週付けた約8カ月ぶり高値の110.21円前後を更新するのは燃料不足で難しそうだ。
・アナリスト:ドル円サポートは週足・一目均衡表先行スパン上限(本日は109.819円)、これまでのネックライン(109.70円水準)と重なる200週移動平均線(同109.692円)と見られます。ドル円は力不足のため「高値掴みは避け下値を丁寧に拾う」を心掛けたいところ。
・市場筋:ドル円は110円を超えれば目先高値110.21円の攻防にまずは注視。一方、今週だけで3-4回下げ止まっている109.80円前後が目先のサポートか。ただ、仮に下回っても底堅そうで、先週末のNY安値、ドル高が開始した起点になったと目される109.40-45円までの下げが目先は精々かもしれない。
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