ドル円 今日の予想 1/24
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:本日の欧米市場は昨日のECBによる緩和政策の長期化観測で、ユーロ売りの基調が続けばドル買い地合いの見通し。ただ、引き続きウイルス感染の影響が警戒される。世界保健機構(WHO)は「緊急事態」との判断を見送ったが、今後の被害状況によってはリスク回避の円買いが強まる可能性も。
・市場筋:ドル円は、WHOが「公衆衛生上の緊急事態」の宣言は時期尚早であるとして見送ったことで、109円台半まで持ち直しているが、本日からの春節での「延べ30億人の民族大移動」によりドル円の大幅な戻りは期待できそうにない。また109円台後半の上値では戻り売りが待ち構えていると見られる。
・コラムニスト:ドル円テクニカル的には、昨日の安値109.26円は、107.65円から110.28円の上昇に対し、押し38.2%レベル。週末のポジション調整もあるが、安値をとりに言った場合は108.96円(50.0%)・108.65円(61.8%)を意識しておく必要がある。上値は日足一目均衡表転換線109.77円付近となる。
・市場筋:ドル円は110.65円以下での推移中は下向きとし、109.26円割れからは109.00円試し。但し月曜朝の安値は目先の底打ちとなりやすい点に注意する。109.50円以下での推移なら週明けも安値試しを続けやすいとみるが109.75円超えからは110円試しへの反騰を想定する。
・市場筋:コロナウイルスの影響が、アジアのマーケットを中心に広がっているが、これが米株に波及した際は、また、トランプさん、ドルが強すぎると言ってくるだろう。多くの米国にとって、通貨安はもっとも即効性のある株価対策となる。大統領選が迫るにつれて、今年のドルは弱くなりそうだ。
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