為替予想 今日のドル円 2020 6/16

ドル円 今日の予想 6/16

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋:昨日発表の6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が-0.2と、-30程度を見込んでいた市場予想より強く、その後のリスク選好局面でドル円上昇の後付け的な要因となった感もある。そのため本日21:30の、プラス転換が期待される5月米小売売上高や、22:15の5月米鉱工業生産指数にも注目したい。

・市場筋:この後23時のパウエルFRB議長の議会証言が注目される。パウエルFRB議長は今後の回復について引き続き慎重な見方を示す公算だが、市場はある程度織り込み済みでドルへの下押し圧力は限定的とみる。また米国経済への懸念は短期的に和らぎドルの下げは小幅にとどまりそうだ。

・市場筋:昨日はFRBが米社債の広範囲な買い入れを開始したことで円安ドル安が進みドル円は綱引き状態となり107円前半からミドルでの展開。本日23時のパウエルFRB議長の議会証言でもYCCに関して前向きな姿勢が示されるようなら円安の勢いが増しドル円は瞬間的に買いが強まるとしても上値は限定的。

・市場筋:ドル円は107.60円を超える場合は、21日線を経て108円を目指すと見る。一方、107円割れの場合は、三角持ち合い下放れ開始とみて106.65円試しとし下回れば安値106.58円が意識されそうだ。

・市場筋:ドル円は本日21:30の米小売売上高や22:15の鉱工業生産の前月からの大幅な改善に素直に反応する可能性がある。ただ今週も107円台半ばを中心としたレンジ相場から抜け出すことは難しいと思われ106円台半ばに向け下がれば買い、一方で108円目指して上がれば売りの逆張りでいきたい。

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