ドル円 今日の予想 6/23
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:本日のドル円は東京タイムでは、ナバロ米大統領補佐官(通商担当)が中国との貿易合意は「終わった」と述べ、一時106.74円まで弱含んだが、トランプ米大統領が、「中国との貿易協議は全く損なわれていない」と全面否定し、107.22円まで反発した模様。
・市場筋:市場筋:本日は22:45のサービス業のPMIが注目材料。米製造業PMIは経済活動の拡大・縮小の境目である50付近に回復すれば、株価を押し上げる要因に。ただ、リスク選好的な円売りと同時に安全通貨のドルは買いが後退。また、コロナ感染の再拡大への根強い警戒がドルを下押することも。
・市場筋:ドル円は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、「下落リスク」が警戒される。ドル円の下値目途は昨日安値106.75円や6月11・12日安値106.58円-106.59円とし、上値は一目均衡表の転換線107.11円や6月17日高値107.44円を意識し、株価や米長期金利の動向をにらむ展開となろう。
・市場筋:現時点で新型コロナウイルスの感染再拡大に対する警戒感は消えていないため、米国の複数の州における新規感染者数の動向には引き続き注意が必要となる。ドル円については、107円台前半に顧客筋や短期筋のドル売り興味が残されており、上値の重い状態がしばらく続くとみられる。
・市場筋:FRBの政策を考えると、ドル安が急加速してもおかしくないでしょう。また、その中で、円のみが売られることにも違和感があり、これもいずれ、円高に振れるとみています。このためドル円は夏には105円を割れて、100円接近も、などと考えています。
・森レポート:ドル円は昨日の上値を抑えた下向きの「5 日平均線」(106.93 処)を上抜く場合は 107.15 処や107.26処を巡る攻防が注目されるが、下値支持線(=本日は 106.75 処)を明確に下抜く場合は N-計算値の 106.46 処(=109.85-【109.38⇒105.99】)に向けた一段安に備えたい。
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