為替予想 今日のドル円 2020 6/29

ドル円　今日の予想　6/29

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：本日のドル円は月末や期末に絡んだフローで上下させられることになるか注目される。仮にドル円が26日と同様にロンドンフィキシングに向け買い需要が高まれば新型コロナウイルスの影響で本邦輸出勢のドル売り・円買い余力がかなり薄まっているなか、ドルの上値余地は意外と広がるかもしれない。

・市場筋：先週末のドル円はテキサス州やフロリダ州で感染拡大抑制策の一部が再導入されたことなどを受けてドルと円に買いが入り、107円台前半で膠着したまま越週。今週も安全通貨とされるドルと円は依然同方向で取引されやすく、106円78銭を下値メド、107円61銭を上値メドとするレンジ推移を想定する。

・市場筋：現時点で米ドルに対する市場の信認は特に損なわれていないことや、米金融当局がマイナス金利を導入する考えはないことも、ドルの需要を高める要因とみられる。このため安全通貨としての米ドルの需要は再び強まるとの見方が出ているようだ。

・市場筋：中国政府が明日まで「国家安全維持法案」を審議することからドルには下押し圧力がかかりやすい半面、本日もコロナ第2波への観測が広がれば米株安の継続で安全通貨としてドルが選好されそうだ。とはいえ、明日以降の重要経済指標を控え大幅な株安は想定しにくく、ドルの戻りは小幅にとどまろう

・市場筋：ドル円は106.77円割れ回避のうちは上昇余地ありとし、107.55円超えからは107.63円試しとする。一方、106.77円割れからは下げ再開の可能性を優先して、106.45円試しを想定。更にそこを割れると節目の106.00円を目指すとみる。