ドル円 今日の予想 3/9
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋：明朝午前3時に予定されている米3年債入札に注目が集まるが、16-17日のFOMCを控え明日からブラックアウトルールの適用期間に入ため、FRB関係者からの声は聞こえなくなることから米長期金利が一段と上昇した場合でもドル円の上昇が一段と加速する点に注意が必要。
・市場筋：昨日まで上昇傾向を強めてきた米10年債利回りは、欧州前半でこのところの上昇幅を縮めており、それを受けてドル円は下落しているが、ドル円が110円台に定着するためには、経験則的に日米10年債利回り差が2.4％以上に拡大することが必要であり、かなりハードルが高いと思われる。
・市場筋：米株式市場は総じて底堅い動きが続くもののナスダックやS&Pは金利が上昇したことでマイナス幅を拡大するなど不安もくすぶる。ただ市場の余剰マネーは依然として滞留し、結局リスクオンの動きは今後も継続することになるが、金利上昇や一方向のドル円の上昇にも限界があると思われる。
・市場筋：ドル円のエリオット波動でのテクニカル分析によると終点104.40円に加えた最大目標値109.14円を目指す上昇トレンドが想定されている。また昨年2月の高値112.23円からのフィボナッチ・リトレースメント76.4％戻しは、109.62円となっている。
・市場筋：ドル円の上方向は、まず東京高値の109.20-25円の攻防に注目。超えれば109.52円や109.85円が現実的な上値メドに。対するドル安・円高方向は、本日安値の108.55円や108.22円が意識されているがポジションの偏りなどもあり、一旦崩れればなかなか大きな下げをたどる可能性も。
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