ドル円 今日の予想 4/13
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:昨日の欧州時間に1.64%まで低下していた米10年債利回りが1.68%まで上昇したのにもかかわらず、ドル円の反応はわずかで、最近のドル円動向の特徴は、東京市場では米金利に素直に反応するも、欧米時間では反応が鈍くなっている。当面は米金利よりもフローが占める相場が続くのかもしれない。
・市場筋:最近のドル円の下落要因は、ウクライナ国境付近などでロシアが軍を増強していることや中国をめぐる情勢を含め、中露をめぐる西側諸国の緊張の高まり、更に、ここ最近は米国の経済再開よりも、財政問題について懸念を抱えている投資家が増えていることが円買い・ドル売りを促すとみる向きもある。
・市場筋:今晩21:30発表の米CPIで成長持続が示されれば、金利高期待でドル買いは継続する見通し。ただ大半のFRB高官が「物価上昇は一時的」との姿勢を維持するなか、今回の結果だけで早期利上げ観測が浮上する可能性は低いとみられ、ドル円の反応も限定されると見込まれる。
・市場筋:昨夜のドル円は、冴えない米10年債入札結果を受けた米長期金利の上昇が支援材料となり一時109.46円付近まで下げ幅を縮めたが、今晩も米財務省による30年債の入札が見込まれている。また、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁など欧米要人による講演も相次ぐ見込みで、各種発言にも要注意。
・市場筋:本日のドル円の上方向は、109.50円や本日東京高値の109.75円レベルが意識される。超えると109.96円や110円半ばなどが意識されそうだ。対するドル安・円高方向は、109.00‐10円をめぐる攻防にまずは注目。下回れば108.90円や108.70円がターゲットに。
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