為替予想 今日のドル円 2021 5/26

ドル円　今日の予想　5/26

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：今晩は23時と4時のクォールズFRB副議長の講演が注目されるが、同副議長のハト派発言が予想されていることで、ドル円の下押し圧力につながる可能性がある。また本日も5年債入札があり、昨日同様に入札が好調な場合、米国債利回りのさらなる低下、すなわち、ドル売り要因となることで要注目か。

・市場筋：昨日予想以上の強気発言が聞かれたハト派として知られるクオールズFRB副議長による発言機会が本日も予定されており要注意。ただドル円は、すでに1ヵ月程度もレンジ取引をたどっていることからすれば、そろそろ保ち合い放れが期待されるが次なる動意への道筋を見出しにくい状況にある。

・市場筋：ドル円は21・24日の2営業日連続で、109.00円で上値が抑えられていたこともあり、昨日はストップロス・ハンティングで109.07円まで上昇。ただ市場では早くも週末28日に発表される米4月PCEデフレータ待ちの様相を呈し始めており、109円前半に届く勢いは全くなく上値の重い展開が見込まれる。

・市場筋：米国10年金利は50日の移動平均を3日連続下回ったのでタイムサイクル的にも今週はここからさらに下値を追う形のようだ。ただ中長期的にはまだ長期金利は上昇する可能性のほうが高いと思われる。尚、本日はスーパームーンということで市場の一部ではドル円相場が転換しやすいという声も出ている

・市場筋：テクニカル的にドル円の下値の目途は昨日安値108.57円とし、そこを割り込んだ場合は、108.33円がターゲットになる。上値の目途は昨日高値109.07円を超えると一目均衡表の雲の上限109.22円や19日高値の109.34円がターゲットに。