為替予想 今日のドル円 2021 7/13

ドル円　今日の予想　7/13

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：ドル円はクロス円の下落や欧米株価指数が軟調地合いとなり、やや弱含む展開。ただ110円前半の押し目買いも観測されており、全般的にドル買い基調へ振れ、この後21:30の米CPIの発表もあることで、ドル円は下げづらい展開も見込まれる。

・市場筋：本日注目の米CPIは食品・エネルギーを除くコア指数の市場予想は前年比4.0％上昇と高い伸びが続くものの、前月比では0.4％上昇へ伸びが鈍化することが見込まれている。ただ市場予想を上回る場合は、テーパリングの前倒し観測が再燃し、ドル円は底堅い値動きが期待される。

・市場筋：本日は米CPI以外にも日本時間1時00分の各連銀総裁の発言を筆頭に、今週土曜日（7/17）から始まるブラックアウト期間入りを前に米当局者の発言が相次ぐことから、ドル円は米金融政策を巡る思惑主導で値動きが荒くなる展開に注意が必要だ。

・市場筋：ドル円は孕み線と2手連続陽線で、雲の上限の手前で反発しているが、本日上昇すれば、3手連続陽線の赤三兵となり、強気の相場で現れることも多いため、一目・転換線110.60円や一目・基準線110.43円を上抜けるか否かに要注目となる。

・市場筋：テクニカル的にドル円の下値の目途は109.90‐00円とし、そこを割り込むと90日線も近くに位置している先週安値109円半ばがかなり強いサポートになる。上値は110.50‐60円を超えると7月7日高値110.82円が意識される。