為替予想 今日のドル円 2021 7/16

ドル円　今日の予想　7/16

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：本日アジア市場でも序盤はドル売り圧力が続いたものの、ドルは一段安を回避している。ただ今晩は21:30の米小売売上高や23時のミシガン大消費者信頼感指数が発表されるが、米長期金利が急反発しない限り、ドル円は110円台では戻り売りに押される展開を見込む。

・市場筋：市場はパウエル発言で目先は早期テーパリング期待が後退したものの次回の会合で議論がスタートすることを前提にした動きが始まっている。ただクロス円の下押し圧力はあるものの、当面テーマが見つからない状況下で安値を抜けきれないようならドル円は、レンジ相場が始まる可能性が高い。

・市場筋：ドル円は109.50-111.70円という大レンジを形成しているだけでなく今週だけと考えてもわずか1円レンジの動き。その今週の1円レンジについて視点を変えてみると移動平均では上値を21日線が抑制する反面、下値は同90日線がしっかりと支えているように見えるが、どちらをブレイクするか注目される

・市場筋：今晩の米小売売上高は4月と5月の結果は連続で予想を下回ったため、下振れへの警戒感は残る。一方、ミシガン大調べ、速報値は予想86.5と前回を上回る見込み。ただ今晩の米指標が大きく上振れた場合、一旦は弱まった米金利先高感だが、再び強まる可能性もありドル円の動向が注目される。

・市場筋：本日のドル円は移動平均の21日線が位置する110円半ばはなかなか強い抵抗。抜けても、110.69円などで上値も重い展開か。一方、ドル安・円高方向は直近で2度下げ止まっている109.70-75円が最初のサポート。下回ると109円半ばを目指す。