ドル円 今日の予想 8/11
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:今晩21:30の米CPIは前月から低下すると予想されるものの、高水準が予想され、米10年債利回りの上昇を手がかりにドル買い地合いが続く。ただ、薄商いの中でドル円ロングポジションに偏りが生じており、予想を下回ったときの反動がより大きくなる展開には警戒したい。
・市場筋:ドル円の当面の上昇抑制要因は、お盆休みに入っている本邦輸出企業からのドル売りオーダーが110円台後半ばから111円にかけて断続的にあることや本邦資本筋による8月16日に向けた米国債償還・利払いの円転、更に新型コロナウイルスのデルタ株の世界的大流行への警戒感が挙げられる。
・市場筋:ドル円はフィボナッチポイント110.55円に続き、レンジ上限の110.69円も目先上抜け流れとしては一貫した右肩上がりをたどっていると言えるだろう。ただ1週間で約2円の上昇をたどっており、徐々に荷もたれ感もうかがえるがリスクそのものは上方向か。
・市場筋:今晩は23:30のアトランタアトランタ連銀ボスティック総裁講演や、25時のカンザスシティ連銀ジョージ総裁講演も予定されており、昨日同様にタカ派的な見解が示されればドル円の上昇要因となろう。ただ2時の好調な米国債入札で金利高一服ならドル円の一段の上昇は想定しにくい。
・市場筋:ドル円は110.55円を超えた次のポイントは110.95-00円となる。超えればいよいよ111円台回復で、しっかりとした抵抗は年初来高値111.66円までない。対するドル安・円高方向は、110.55円や110.30円、21日線も近くに位置する110円前後となる。
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