ドル円 今日の予想 7/22
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋:本日のドル円は、米10年債利回りの低下で上値が重い展開が予想されるが、本日は22:45に米の7月製造業・非製造業PMI速報値などが発表予定で、冴えない結果であればさらに下値の調整もありそうであるが、日米金融政策の大きな違いは留意しておくべきだろう。
・市場筋:本日は7月の米製造業・サービス業PMIが公表される。市場では製造業が52.0、サービス業が52.6と前月(それぞれ52.7)を下回ると予想されており、FOMCでの大幅利上げ期待はさらに後退し、ドル円はドル安に振れやすい展開となりそうだが、日銀による異次元緩和の継続で、円売り基調が見込まれる。
・市場筋:FOMC会合での利上げ幅は0.75%にとどまるとの見方が広がり、ドル円の上値が抑えられる中、世界が金融引き締めに向かう流れから頑なに緩和政策を継続する日銀にもいずれ引き締めに向かうとの思惑が市場にそろそろ湧いてきそうなため、ドル円は円買い圧力が徐々に強まる展開も見込まれる。
・市場筋:岸田政権は、参議院選挙での大勝を受けて円安への警戒感をトーンダウンさせていることやウクライナの戦争で資源価格が上昇していることから、食料・エネルギーの自給率の低い日本の輸入は増え続けることで、ドル円のドル高・円安トレンドは継続していくと思われる。
・市場筋:今晩のドル円の円安・ドル高方向は本日東京高値に近い138円前後の攻防に注目。抜ければ19日高値の138.39円が意識される。対する円高・ドル安方向は本日東京安値である137.05円レベルが最初のサポートか。割り込めば21日線などが位置する136.60-70円を目指す展開となりそうだ。
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