ドル円 今日の予想 12/9
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋：ドル円は、ゴーブ英内閣府担当相が漁業権で妥協する可能性を示しEUとの合意期待や新型コロナウイルスのワクチン接種への期待感からニューヨーク株式市場が上昇基調にあることで、リスク選好地合いのドル売りで上値が重い展開が予想される。ただ、リスク選好の円売りで下げ渋る展開も。
・市場筋：ここ数日の英・EU交渉は最後になる可能性が高いことや明日のECB定例理事会が開かれることからポンドだけでなくユーロも週末まで大きな値動きが予想され市場の注目は欧州通貨に集まっている。このためドル円は103円台半ばから104円台後半でのレンジ相場とみる向きは一段と多くなっているようだ
・市場筋：米国の景気対策法案はまだ合意に達していないが、仮に合意した場合は安ど感から株買いには反応するだろう。しかし、市場もある程度は織り込みつつあることで反応がどれほどになるかは分からない。むしろ、話し合いがとん挫した場合、ドル円にとってはリスクのほうが大きいかもしれない。
・市場筋：ドル円は104円台前半に貼りついたままだが、5年連続の陰線を描くのは間違いだろう。為替ストラテジスト諸氏の指摘では、過去に6年連続の陰線はないとのことだから、来年は“初の6年・・”となるのか、“やっぱりアノマリーは効いた！”となるのか、興味深いところではある。
・市場筋：ドル円は移動平均の21日線も近くに位置する直近高値のドル高値104.31円が最初の抵抗。上抜けると104.50円やレンジ上限の104.76円を目指す展開か。対するドル安・円高方向は、103.90-95円をめぐる攻防にまずは注目。割り込めば12月4日安値の103.76円がターゲットとなりそうだ。
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