為替予想 今日のドル円 2020 6/4

ドル円 今日の予想 6/4

 

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

 

・市場筋:昨日のドル円は米経済指標が堅調・WTI原油先物上昇、長期金利も上昇と米中関係悪化が思ったほどでなく一時108.98円と4月9日以来の高値を更新。ドル円は心理的な抵抗線109.00円を抜けると3/27日111.72円と安値5月7日105.99円の半値108.85円を超えており、109.38円が次のポイントとなる。

・市場筋:新型コロナウィルスの感染拡大により、各国が低金利政策に踏み切ったことで、資金の流れが株式市場に行かざるをえないという「コロナバブル」が相場を支えている。このバブルが弾けるまでは、株価を中心としたリスクオン相場が継続しそうだが、このバブルがいつ弾けるかは気お付けたい。

・市場筋:昨日発表の米5月ADP雇用統計が、前回-2023.6万人に対し予想-950.0万人だったところ、結果-276.0万人と予想以上にダメージが少なかったことで、ドル円は一気に円安株高が進みました。ADPはマイナスではあるものの、予想の3分の1程度だったことは明日の米雇用統計への期待感も高めています。

・市場筋:本日4日に警官に殺害されたジョージ・フロイド氏の葬儀が行われる。この葬儀を境に全米でのデモの規模がより拡大するのか、縮小するのかが注目されるが、トランプ大統領が葬儀前後の対応を誤ればデモは拡大し、国家分断や経済の停滞をより進めることになりそうだ。

・市場筋:米中摩擦や新型ウイルス2次感染の恐怖、そして米国内での暴動が燻る中でのリスクオンには違和感を隠せない。しかし、市場心理は行き過ぎるものでありこの流れは始まったばかりということもあり継続。ただドル円は高値圏では荒っぽい動きが予想されることから振り落とされないように注意したい。

・市場筋:本日は4月の米貿易統計、米週間新規失業保険申請件数が公表され、今週末に5月の米雇用統計の公表を控えるなかで、後者の改善基調が確認されればリスク選好継続の流れを後押ししよう。ドル円は4月6日高値の109円37銭付近を上値メドに、底堅い展開を見込む。

・市場筋:米国では対中強硬姿勢の継続、黒人殺害事件と各地でのデモ、大統領選など不安定要因に事欠かない。株価が上昇しているうちはドル円は、いまの基調が続くのだろうが、株価が反発し始めてからすでに2カ月が過ぎている。短期的にはそろそろ変調の兆候に注意が必要であろう。

・市場筋:107円台での長いもみ合いから上値を突き抜けたドル円はエネルギーが蓄積されていたこともあり買いの勢いは今日も継続。ただ109円台には売りが並んでいたことで、その手前でもみ合いが長く続くようなら一旦は下押しの動きもありそうだが、昨日の安値となる108円40銭手前で押し目買いを狙いたい。

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