為替予想 今日のドル円 2020 6/11

ドル円 今日の予想 6/11

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋:本日もFOMCの緩和的な政策方針を消化する動きが続けば、米長期金利の低下を手がかりにドル売り基調に振れやすい。一方、今晩発表の新規失業保険申請件数は、前回の187.7万件から155.0万件への減少が予想され、雇用情勢の改善が示されれば先行きへの懸念を背景としたドル売りは後退することも。

・市場筋:FOMC会合ではYCCに関して今後も議論されるとし、量的緩和は数カ月継続する姿勢が示されたことで、これは株式市場にとっては大きな安心感につながることから円安の動きも今後強まることになる。ただドル円は綱引き状態が続くものの、目先は円売り以上にドル売り圧力が強まるとみる。

・市場筋:ドル円は5月安値105.99円を中心とした逆三尊形成中。今後ヘッドにあたる105.99円を中心とする左右対称形が維持されるかどうか注目され、107円前後で下げ止まれば、再び110円台回復に向けたドル急反発の可能性も残る反面、しっかり割り込んでしまうと、その可能性は事実上潰れることに。

・市場筋:今回のFOMCではゼロ金利継続で、YCCは継続審議となった。このためドル円は米系短期勢の下値を試す動きと本邦実需勢の買いとの綱引きとなりそうだ。テクニカル的にドル円の下値の目途は一目均衡表の雲の下限106.45円とし、上値の目途は一目均衡表の雲の上限107.25円や107.50円が意識しされる。

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