為替予想 今日のドル円 2021 2/17

ドル円　今日の予想　2/17

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：欧州市場でのドル円は米10年債利回りは下げ渋るものの、戻りは鈍く106円を挟んで売り買いが交錯。ただ米株式先物の下げ幅縮小とNY原油先物（WTI）の高値圏推移で、円買いは抑制されている模様。

・市場筋：米10年債利回りは1.5-2.0％台を目指したリフレーショントレードが活発化しており1.31％台まで上昇しドル円の上昇要因となっている。ただ2023年末までゼロ金利政策を継続した場合、米10年債利回りの上限は1.4％程度となることで、今晩のドル買いは縮小する見通し。

・市場筋：本日は22:30の1月の米小売売上高や23:15の鉱工業生産が公表される。市場では、小売売上高は前月比増加に転じ、鉱工業生産は増勢を維持することが予想されており、ドル買いの流れは継続する公算が大きい。ただ本日は戻り売りをこなしつつ106円台を維持できるかに注目したい。

・市場筋：軟調に推移する欧州株に続いて米株が調整モードに入るようであれば、さすがに米債券もある程度は戻す動きが見られるかもしれない。またドル円の106.20-25円は、昨年6月高値109.85円を起点とした下げ幅のちょうど半値戻しにあたりドルの上値が再びキャップされてしまう可能性もないではない。

・市場筋：ドル円はフィボナッチポイントにもあたる106.20-30円をめぐる攻防をまず注視。超えれば106.50円前後がターゲットに。対するドル安・円高方向は105.70円や200日移動平均線105.51円が意識される。