為替予想 今日のドル円 2022 1/11

ドル円　今日の予想　1/11

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：今晩の注目は24時のパウエル議長の再任指名の承認公聴会ですが、FRBのスタンスは金融正常化に完全にシフトし、2022年は3月から計4回の利上げの可能性が出てきていますので今日の公聴会で4回の利上げが確実なれば、米10年債は一気に1.8％まで行く可能性もあり、ドル円の後押しが見込まれます。

・市場筋：バーキン米リッチモンド連銀総裁は昨日、「3月利上げ開始はあり得る」との発言やゴールドマン・サックスは、年内4回の利上げなど米10年債利回りは約2年ぶり高水準となる1.80％台へ急伸。このためドル円は足元の下落はあくまで急ピッチな上昇トレンドの一時的なポジション調整と思われる。

・市場筋：ドル円は米長期金利が上昇してもドル売りで反応するなど金利とドルの相関関係が薄くなっている。一方、今週はウクライナ問題など地政学的リスクの高まりも懸念されることから株価の下落やリスク材料などから円買いの動きが強まりかねないがドル円は大きな動きにはなりにくいか。

・市場筋：今晩は24時のパウエルFRB議長の再任に関する上院銀行委員会での発言が焦点となるが、明日の米CPIは高水準が予想されるなか、パウエル氏の見解で金融正常化が意識されやく、ドル円のドル買い基調は継続するとみられるが、それによる株安で円買いが強まり、ドルの上昇を抑制しそうだ。

・市場筋：本日は24時にパウエルFRB議長の再任指名公聴会があり、発言がよりタカ派となるか注目されるが米当局者よりタカ派的な発言が相次ぐ場合には、直後こそリスク回避の円買いでの反応が警戒されるものの、一巡後は米金利上昇→米ドル高の経路でドル円は比較的早期に持ち直す展開が想定される。

・市場筋：今晩のドル円の上値は115.60‐70円を超えると116円が視界内に。対するドル安・円高方向は、昨日安値を含めた114.90‐00円や114.70円が意識されそうだ。