為替予想 今日のドル円 1/20
先週末のNY外国為替市場でのドル円は、予想を下回った12月建設許可件数、12月米鉱工業生産指数、1月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値を受けて、110.21円付近から110.05円まで弱含みました。
先週末のドル円は、底堅い動きが継続し、NY市場では12月住宅着工件数が予想を大きく上回った事で更にドル買いが加速。
一方で建設許可件数や鉱工業生産が予想を下回ったことで一旦は押し戻される場面も見られたものの、米中摩擦による懸念が後退したことや中東情勢の落ち着きなどからリスク回避の動きが後退し、、昨年5/23以来、約7ヶ月半ぶり高値となる110.29まで上昇しました。
本日のドル円予想
本日のドル円は、NY市場がキング牧師誕生日で休場となること、明日からの米上院でのトランプ米大統領罷免に関する弾劾裁判やダボス会議への警戒感から動意に乏しい展開が予想されます。
それでも少なくとも下値はしっかりという動きは、引き続き意識されると見ておきたいところです。
市場関係者によるドル円予想
市場筋:日経先物の上昇は鈍いですが、それでも24,000円を超えて再び引けています。それを受けドル円は110円30銭手前で押さえられているものの、110円の底固めもでき始めてきています。2/2の天井日(てんじょうび)に向かって上昇していくものと思われます。下げがあれば買っていきたいマーケットです
市場筋:ドル円は中期的なドル円相場のドライバーともいえる日米長期金利差(10年債利回り)では、金利差2.5%程度が110円、1.5%程度が105円、3.5%程度が115円となっている。現状の米10年債利回り1.8%台での110円台は買われ過ぎであり、107-108円が妥当な水準といえる。
市場筋:ドル円は110円以上での推移の場合は110.28円超えからは110.50円試しを想定する。110.50円前後はいったん売られやすいとみる。110円割れから続落の場合は弱気転換注意として109.79円試しとし、底割れからは新たな弱気サイクル入りとみて109.50円前後試しを想定する。
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