為替予想 今日のドル円 2020 11/9

ドル円　今日の予想　11/9

今日のドル円の為替予想をいたします。

主に為替の専門家の見解をもとに

厳選したドル円今後の見通しを配信します。

・市場筋：本日のドル円は、トランプ大統領が法廷闘争の方針を変えていない模様で、もし、トランプ大統領が法廷闘争に踏み切った場合、リスク回避の株安・ドル高の可能性が高まり、敗北宣言を出した場合は、リスク選好の株高・ドル安が続く可能性が高まることになる。

・市場筋：本日のドル円は米大統領選はメーンシナリオであるバイデン民主党候補の勝利がほぼ確定し、リスク選好の円売りが主導する見通し。また新型コロナに見舞われる欧州では感染による死者が30万人超と急拡大し、欧州通貨買いを抑制しユーロドルが上げ渋る展開となれば、ドル円は下げづらい展開も。

・市場筋：米国の市場では株式市場を中心に足もとは「ご祝儀買い」ともいえる動きが先行している。ただバイデン新政権は、キャピタルゲイン課税や法人税増税などを打ち出しているだけに、どこまで「買い」が継続するのか甚だ疑問も残る。新政権の動きを注視しつつ、高値掴みなどにも十分な注意を払いたい

・市場筋：ドル円はリスクオンのドル売りで上値が抑えられそうだが、トランプ大統領の悪あがきが及ぼす影響や新型コロナの感染状況、更にドル円の売られ過ぎのゾーンに入っていることや上がり気味の米債利回りを勘案すると、ドル円の追いかけ売りは要注意（やるなら超短期勝負）で。

・市場筋：ドル円は103.70-80円の攻防にまずは注目。上抜けると、これまでサポートだった104円レベルがターゲットに。対するドル安・円高方向は、先週末に記録した直近安値の103.18円が最初のサポート。下回ると明確な下値メドを指摘することは困難だが、心理的な意味も込めて103円が意識されそうだ。

・市場筋：ドル円の下値は、103.00円は明日NYカットオプションが103.00円に観測され、もし大台を割りこんだ場合でもオプション絡みの買いもそれなりに出てくる可能性はある。ただし、テクニカル的には103円を割り込むと主だったサポート水準が無いことで、下げ幅が大きくなることも。