ドル円 今日の予想 7/20
今日のドル円の為替予想をいたします。
主に為替の専門家の見解をもとに
厳選したドル円今後の見通しを配信します。
・市場筋：新型コロナ復興基金案を巡り、EU首脳は週末の臨時会議を延長した。本日も日本時間23時から会議が再開されるもよう。17日に開催した首脳会議は加盟各国の意見が食い違い、調整は難航。ただ本日の臨時会議で先行きに不透明感が払しょくされればユーロドルの上昇が続き、ドル円は下押し圧力も。
・市場筋：この後のNY市場では米トランプ政権の追加対策への思惑で11月の選挙を控えて民主・共和党とも主導権を取りたいと思われ、話し合いが長引く様相となればドル円は下押し圧力がかかる。一方、コロナ感染の再拡大の深刻化で株価が軟調地合いならドル買いは根強い可能性も。
・市場筋：これまでの各国の大規模緩和と財政出動によるカネ余り状態が株や原油などリスク商品に流れる動きが続く。結果的にドル円はレンジ相場からの脱却は難しいといえる。しかし、今週から世界的に夏休みが始まることから色々な調整の動きが早まる可能性もあり予想外の動きには注意が必要だ。
・市場筋：ドル円は過去1週間以上もドルの上値を抑制し続けていた107.40-45円を本日東京で上抜けた。これを素直に解釈すればリスクはドル高方向にバイアスと見られるが、いわゆる「しっかり抜けた」とは言えない状況だ。つまりは「ダマシ」の可能性も否定できないのかもしれない。
・市場筋：ドル円は本日東京高値に当たる107.50-55円の攻防に注視。しっかり抜ければ、今度こそ直近高値107.80円がターゲットに。対するドル安・円高方向は、本日東京安値を含め時間足など短期ベースのサポートとなっている106.90-95円レベルが一応の下値メド。下回れば7月安値の106.64円が意識される。
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